今年も植物と共にスタート。お正月のような年中行事は特に植物なくしては行えません。皆様のご家庭でも門松、しめ飾り、鏡餅など、どれか一つは飾られると思います。それらは神様への捧げ物でもあり「どうか一年無事に生きられますように。」という人々の切実な願いも伺えます。
植物の生命力にあやかり言霊を掛け合わせ懸命に願う。ひとつ患えば命取り、生きることが難しかった時代に始まった風習ですが、それは植物をよく知っていて敬意を持って一緒に生きていたからこそ出来たことです。今は本当に恵まれていて、そんなことなど知らなくても楽に生きていけますものね。
今の時代は生まれたら生きるのは当たり前で、如何に生きるかということばかり追い求めています。だからつい生かされていることを忘れてしまう。自分で生きていると思ってしまう。そうすると、自分がないがしろにされると苦しくて堪らない。ただ生きているだけでも凄いことなのに。
私はそういうことを年中行事の際に再確認します。昔の人の思いや、置かれたところで懸命に生きている植物の心を感じずにはいられません。
植物を育てて家に飾って、そうやって植物を身近に感じれば感じるほどに、植物の心根の美しさが見えてくるようです。「とてもこうはなれないな。」と打ちのめされる時もあるけれど、「こうありたい。」と願う気持ちは捨てられません。
私は植物が傍にあって、よく知っていて、お陰で少し楽に生きれてる。よかったなと思います。
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