冬に楽しめるいちおし植物といえば、やっぱり観葉植物。お部屋の中に緑がたくさんあれば、ぱっと明るくなりますし温室みたい?と錯覚なのでしょうが、印象としてあたたかく感じます。家中に植物の生気が満ちてくるようです。
リビングの一角。手前がモンステラ、奥がシンゴニュウム。
私もたくさん育てています。種類はそんなにないのですが、株分けや差し芽をするのでどんどん増えていきます。今まで色々育てて、残ったものは「ストレリチア・レギネ」「モンステラ」「アレカヤシ」。この三つは本当に育てやすいですよ。
特にモンステラは意外と寒さに強いのでオススメ。暖房のない廊下や階段の踊り場なんかでも元気にしています。それになんといっても繁殖力がすごい。上に伸びていくのですが、既に気根が出ているので、その下あたりで切って植えれば、あっという間に根付いてしまうのです。
株が古い方が葉の切れ込みが出来やすく、差し芽を植え付けた新しい株は、当分まあるいハート型の葉です。ちょっとモンステラに見えないのですが、それもまた良しとしています。瑞々しい艶々の葉っぱとダイナミックな姿が本当にきれいですよ。たまに葉先に雫がついていることがあって「葉水はやっていないし、部屋が湿気てるわけでもないのに?」とびっくりするのですが、水が足りている(余ってる)ので出しているのだと思います。
キッチンカウンターにも。お正月のお花を片付けてグリーンの寄せ鉢を飾りました。昨年買った「カランコエ」2鉢と「シンゴニュウム」。松ぼっくりでプラ鉢を隠しています。
育てやすいけれど、寒さに弱いものもあります。例えば画像にある「シンゴニュウム」。葉が薄いため寒さに弱く、外に出せば葉焼けするという、まさにインテリアグリーンとして育てるしかないでしょ的植物。小さいけれどコーナーを明るくしてくれるので好きです。とにかく水切れさえしなければOKで、うちではモンステラ同様増える傾向にあります。
茎からはいつも根が出ようとしていて、切って水に活けているとすぐワシャワシャと伸び始めます。頃合いをみて鉢に植えようと思います。
モンステラとシンゴニュウム、どちらもサトイモ科の植物。同じ科では他に、定番の「ポトス」、赤いハートでお馴染みの「アンスリューム」やモンステラの葉より小さいけれど切れ込みがたくさんある「フィロデンドロン」、如何にもジャングルにありそうでカッコイイ「アマゾニカ」などがあります。
カッコ良く飾るコツは、鉢や鉢カバーをインテリアにあわせること。ここは妥協せずに探しましょう。迷ったらモノトーン系で。いくら好きでもやたらと置いたり、窓辺を占領する程並べたりするのは、清潔感に欠けると思います。ジャングルにならないように「ここぞ」という場所に飾る方がカッコイイ。
背の高いものはソファの背後に飾るといいですよ。座った時頭上に葉が茂っていたら外にいるみたいで素敵だと思います。私も欲しいのですが、重いだろうから手入れするとき腰を痛めそうで躊躇しています。以前2m程のものを育てていたことがあって、ちょっとしんどかったのよねぇ。でもやっぱり欲しいなぁ。
冬は切花も長持ちするのでフラワーアレンジメントも間にうまく取り入れて、一足早くお部屋に春を呼び込みましょう。
posted by マブリツ at 18:36
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