2015年12月27日

掃除の本から 心に残った言葉まとめ

11月に「お坊さんが教える こころが整う掃除の本」(松本圭介著)という本を読みました。清潔をモットーにソコソコ掃除に励んでいるつもりですが、はて、こころまで整っているのかというと、大いに疑問。


禅寺では掃除も修行。汚れていなくても掃除をされます。そんなお坊様の掃除術、本文中で気になったところ、心に残った言葉など書き出してみました。いま時分は、もう大掃除は終えたという方が大半でしょうが、備忘録として、また参考になる方もいらっしゃるかもしれませんので残します。


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京都最古の禅寺、建仁寺の庭です。きれいに掃き清められた庭は清々しい。簡素がいかに贅沢か、思い知らされます。


ゴミとは、それをごみにする人がいて、それをごみと見る人がいるから、ごみになったのです。


ものを大事にしない人は、人も大事にしません。
そういう親の姿をみて育つ子どもは、ものだけでなく友達もおなじ感覚で見てしまうようになります。どんなものにも数え切れないほどの手間と、つくった人のこころがこめられています。目の前のものを、大切にしてください。


掃除という行為はある意味、自然とのコミニュケーションです。
窓を開けて自然と交わり、野生の生物と同じ環境では生きられない弱さを自覚すること。毎朝、自然とつながる窓を開けて、新鮮な空気を取り込んでください。


トイレには烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が手洗いで悟りを開かれたと信じられていることから神聖な空間とみなされます。「この世の一切の不浄なものを清める」功徳を持つと言われており、トイレに像がご安置されます。
手洗いほど、その家の顔が見える場所はないのではないでしょうか。きれいだから、汚さない。汚さないから、きれいが保たれる。これが崩れたとき、手洗いは一気に汚れます。


拭き掃除によって、自分のこころを磨いているのです。
床磨きをしていて、もし汚れを見つけたら、それはあなたの気の乱れのサインです。


庭そうじ
一日の作務を「これくらい」と決めて、無理をしないこと。自然と共にゆっくり取り組んでみてください。
草を刈るときは、根を断つように土に浅く鎌を入れてください。


虫をどうするか。
なるべくなら殺生をせずにすむような暮らし方の工夫をすることも大切です。
基本は毎日の掃除です。虫は食べ物や巣づくりの場所を求めてやってきます。
食べこぼし、洗い物放置、生ゴミを放置、当然虫が来ます。
虫が来ない環境づくりも大切です。
外のバケツを表向きにすれば水が溜まりボウフラが湧きます。裏返しにしておきましょう。水鉢などもあまりお大きいものにせず、水を定期的に入れ替えるなどして清潔を保ちましょう。
害虫はこまめに草木を剪定して風通しをよくしたり、湿気が溜まらないように換気を行うなどすれば巣をつくられるのを防ぎます。草刈の際は、葉っぱをよく確認してから行う。
虫と人間、お互いのためにも、手入れをしっかり行いましょう。


本当の自由とは
多くの人が自由とは、自分思い通り好きなようにすることが自由だと考えています。でも実は、それは本当の自由ではありません。「ああしたい、こうしたい。」と思った時点で、そのことで心が囚われているからです。
自由とは、囚われることなく日々おだやかに、こころを喜びでいっぱいに満たして生きることです。それは私達の一つひとつの行為の積み重ねから生まれます。


掃除はただ漠然とやるのではなく、考えながら気持ちをのせてやることが大事。それが心掛けというもので、何事にも通ずると信じて励みたいと思います。


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posted by マブリツ at 20:00 | 滋賀 ☁ | Comment(0) | マイライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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