2015年11月03日

映画「ヴェルサイユの宮廷庭師」

今秋見たかった映画1本目、ようやく見てまいりました。ヴェルサイユの整形式庭園にあって、有機的色彩の強い「舞踏の間」という庭が、女性造園家によって造られたものだったとしたら?というお話です。ルイ14世、ル・ノートルという実在の人物の中で主人公の女性造園家サビーヌ・ド・バラだけが架空の人物。しかもラブストーリー。興味津々です。


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とりあえず前売り券は買っておいたのです。ちゃんと見ることができて良かった。


私もサビーヌと同じようなことをしているので、あぁわかる〜、あぁこんなこともあったなー、って場面が出てきます。17世紀のフランスでも、造園という仕事に対する気持ちは変わらないのですね。


サビーヌの仕事に対する熱意が周りを巻き込んでいく様子がとても好感もてました。演じるケイト・ウィンスレットは好きな女優さんの一人。意志のある美しい眼差しが、役どころにぴったり。泥にまみれてもビショ濡れになっても、思い描く風景づくりに必死な姿勢に共感しきりです。


それにしても偉大な造園家ル・ノートルがカッコよすぎる(笑)。ベルギー人スター、マティアス・スーナールツです。王の庭を失敗すると死は免れません。責任は全部自分にあるといったル・ノートル、やっぱり出来すぎカッコよすぎ。サビーヌと恋に落ちるのですが、感性を認め合う者同士が仕事をしたらありえるかもね。森の中の木に色々な飾りを吊り下げている場所があって、そこで二人が見つめ合うシーンが綺麗でした。


色々な人間模様が絡んだストーリーですが、私はどうしても風景や庭にばかり注目してしまいます。

彼女の自宅兼事務所の庭は、高い塀に囲まれてこじんまりとした中庭のよう。植物があちこち蔓延っています。でも水の音が聞こえたりキャンドルがたくさんあったりしてとても和む雰囲気。対してル・ノートルの自宅はやはり幾何学的で刈り込んだ鉢が並んでいます。その並びをサビーヌがこっそり(バレてますが)乱すのです。そこからストーリーが動き出します。王は壮大な整形式庭園を作りながら、ホッと落ち着くのは草花や果樹に包まれた小さな空間だったりするところが面白いです。


また、時折ハッとするような景色が映し出されて飽きません。見事な枝ぶりの木に佇むサビーヌとか、木立の中ブルーの花が咲き乱れてるとか、舞踏の間もすごくモダンでびっくりしてしまいました。


こんな感じで2時間たっぷり目の保養できました♪サビーヌの情熱にしっかり感化されて帰ってきた超単純な私です。次2本目は「マイ・インターン」。来週行けるかな?早く行かないと終わっちゃう(焦)



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タグ:シネマ
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posted by マブリツ at 18:58 | 滋賀 ☀ | Comment(0) | マイライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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