2014年01月31日

ボキャブラリー補充


を読んでいると、この言葉の響きが好きだなーと思うことがしばしばあります。なるほどこういう表現とか物言いだとわかりやすいんだなと参考になることも多いです。そういう箇所に出会うと、何度も何度も読んだり、書き出したり、こうも思うなと付け足したりして、自分の中に定着させるようにします。そのうち自然に口から出てくるまでになれば、その内容は自分のものになったような気がします。ボキャブラリーを補充してるんです。


自分の感じていることを、どう伝えるか?ボキャブラリーが本当に足りなくて、情けない私です。自分のガーデンプランは、頭の中では既に3Dになっていて、そこに吹く風に揺れる木々の様子までも感じているのに、それをお客様や作っていただく職人さんに、どう伝えたら一番いいんだろう?


饒舌に語れば、自分に酔ってるみたいで面倒くさい人になるだろうし。(既にそうなってるような?ごめんなさい。)今のところ、うまく言葉にできない分を絵で表現しています。でもうまく言えたらなーといつも感じています。


庭をデザインするときも、私の場合は案外言葉から入っていくことも多いです。ひとつの言葉(コンセプト)からいろんな景色が見えてきます。またあるときは、景色をみてある言葉が浮かんできて、その言葉からまた別の景色が広がっていくという、ややこしい反応が体の中で起こっています。


最近読んだ本。内田繁氏の「茶室とインテリア」。インテリアデザイナー内田氏の理屈っぽい文章が、私には堪らなく心地いい。理詰めが好き。内容にもよるけれど。茶室のことばかりじゃなく、日本人の感性とインテリアの関わりが書かれています。日本人である自分のDNAに問いかける内容といいますか。その中の一文。


茶室とインテリア中味.jpg
写真も素敵。用語の注釈が下にあってわかりやすいです。


「住まいは根源的なものです。装飾も、美しいかどうかだけを問題にするのでは、底が浅すぎます。メンフィスの運動のように、それまで美しくなかったものが美しく見えてくる可能性もあります。そこにどのような意味があるのかという視点が加わると、突然、別のものが見えてきます。だからこそ装飾には、教養が必要なんです。教養によってイマジネーションがより大きく展開するのです。例えば、日本古来の儀礼や古典を学ぶと空間の役割に対応した装飾をすることもできます。装飾に意味や象徴性を読み取ることで、世界は大きく膨らんでいくはずです。」


ちょっと長く引用しすぎましたが、途中端折れない内容なので。装飾に限らず空間づくり全てに言えることではないかと受け取りました。感性だけでない教養含みのデザインは、小さなものでも無限大の広がりを感じることができます。教養を分かち合えるもの同士がその空間に身を置くと、どんなに楽しいだろうかと想像します。ユニバーサルデザインのようなわかりやすいデザインとは真逆。でも知ると、きっと喜びの大きいデザインなんだろうと思うのです。見立てや合わせを取り入れるには、やはり教養もある程度は必要ですものね。


日本人としての教養をもっと磨きたいと改めて思いました。それが自分の庭づくりをもっと面白くしてくれるに違いない。


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posted by マブリツ at 10:36 | 滋賀 ☀ | Comment(0) | ガーデンデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月29日

ディスプレイガーデン2013冬の寄せ植え-結果報告


今日は穏やかに晴れて、日差しの中に春の兆しを見ました。皆様のところはいかがですか?


ディアガーデンのテラスに飾っている鉢には、この冬リナリアを植えてみました。リナリアといえば、私の中では春のイメージ。いつも苗を仕入れているお店の店員さんによると、雪や寒さに負けず冬中ずっと咲いているという。仕入れたのは11月の終わり。「雪の重みで潰れちゃうんじゃないの?」と半信半疑だったのですが、試してみることにしました。



寄せ植え2013冬.jpg
今朝の様子。朝日が当たると花びらが透けてきれいです。リナリアの細い茎は適度に暴れてくれて、植えた時より自然な感じになりました。


冬はモノトーンで殺風景になりがち。冬枯れの景色もそれはそれで魅力的なんですが、明るく見せたい場所もあります。いつも眺めている窓の外や、人が集まる場所、玄関先や店舗などです。そんな場所にはポイントとして、花が咲いてたり葉色のキレイな植物を鉢に寄せ植えにして飾るといいと思います。冬なのに、花だらけにするのも季節感がないと思うので、たくさん飾ればいいとは思っていません。あくまでポイントとしてです。


それでリナリアですが、何回か雪に埋まったり寒風に晒されたりと結構過酷な状況の中で、店員さんのいうように、ずっと咲いています。確かに雪に埋もれたときは、茎が倒れて株自体がダラーッとなっていましたが、根元から起こして土を寄せるようにぐっと押さえ込みますと、また立ってくれます。数日たつと何事もなかったかのように咲いていました。リナリア、やるやん!


このリカバリー法、ポイントは早め早めにすること。茎が倒れて何日も置いていると、やっぱりダメです。倒れた茎から脇芽がでてくるので、ダメとは言い切れないのですが。ホント言うと雪が積もりそうな時は、予め避難させておくべきですよね。でも実験なので、いつもスパルタで育てるマブチです。北風ビュンビュンのところにも植えちゃってるくらいです。北面のリナリアも咲いているけれど、茎は結構折れました。


寄せ植え2013冬2.jpg
南向きのベランダにあるリナリア。4月の終わり頃、鉢全体が盛り上がってくるのが楽しみです。


冬の花といえば、パンジーやビオラ、シクラメン、ハボタン(花じゃないけど)ですが、どれも草丈が低く同じフォルムです。そこに変化をつけるのが、花系でいうとこれまではストックだったのですが、これからはリナリアも使えそうです。ストックは倒れないし全く手もかかない最強選手。一方リナリアは少し手もかかるけれど、ストックとは違う柔らかい雰囲気を持っています。花色はこの画像にあるピンク系や紫系の他に、白やレモンイエロー、オレンジ、など。赤×黄色といった個性的なバイカラーもあります。


日当たりさえよければ、種からの発芽率もいいそうなので、お花畑を作りたい方にもオススメです。蒔きどきは秋です。


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posted by マブリツ at 12:10 | 滋賀 ☀ | Comment(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月27日

冬の手仕事。その後


仕事の合間に気分転換で編んでた毛糸の帽子(→そのくだりはコチラ)、あっさり完成しました。もう少し楽しみたかったのになー。まだ編みたりない気がしています。


毛糸の帽子.jpg

こんなん出来ましたー!もともとあった毛糸や布を使用したので材料費¥0。


大きな頭の私がかぶっても、髪が潰れないゆったりサイズ。幅広のイヤーフラップが顔のサイドまですっぽり覆ってくれるので本当に暖かいです。元々のデザインにはないのですが、更に寒さ対策としてコットンで内張りしました。お陰でおでこのところも毛糸が当たってチクチクしたりしません。タッセルもないデザインでしたが、飾りっぽく短めにくっつけてみました。


これをかぶっての後ろ姿とか横姿は結構ヤバイ。かわいいんです。前から見ると・・・アレなんですけどね。まぁ、極寒という背に腹は変えられない状況ですので、スルーしてやってください。今年の春は白が流行るそうで、この帽子に白のマフラーや手袋、ベージュのコートをあわせて、気持ちだけでも春を先取りしてみようかと。


他の手仕事や草むしり同様、編んでいる最中は「無」になれます。もし何か嫌なことがあって、考えても仕方がないのに、つい考えてしまう。頭から離れず苦しい。なんて人には、こういう無になる時間を過ごしていただきたいな。数時間でも逃げられるので、ちょっとは気持ちが楽になると思います。草むしりなんてまさにオススメ。庭がきれいになる上、体も疲れるので寝付きもよくなったりして。


追い詰められる前に積極的に環境を変えてしまう。前向きな逃げ。コレ、自分の実体験とヘルスツーリズムで学んだことです。環境を変えて無の時間を重ねるうちに、はて?何を思いつめていたんだっけ?くっだらない!ってなります。


CIMG3081.JPG
ヘルスツーリズムのプログラム。自分の好きな木と対話する気持ちで。自然の中で無になるのはまた別格の気持ちよさもあります。


仕事でマジに追い詰められたら、逃げてられないですけどね。追い詰められて出てくるものも結構ある、というのも体験済みです。ハハハ・・・。


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タグ:小物 手仕事
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posted by マブリツ at 17:31 | 滋賀 ☀ | Comment(0) | マイライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月26日

業界のつながり

様々な職種によって「業界」なるものが存在すると思います。私も造園業界の端っこに居させてもらって早11年。業界を外から見ていた頃は、同業者同士はライバル関係だから熾烈な競争が起こっているに違いないと思っていました。しかし、いざ入ってみると、横の繋がりを重視していて、ライバルというよりお互い切磋琢磨しつつ助け合ったり、情報交換をしたりと、本当にいい関係。私のような個人事業主には、なくてはならないありがたい関係がそこにはありました。


向上心と謙虚さ、まじめさでもって仕事をコツコツ積み上げている人には、紹介の輪が広がっていきます。助けられたり助けたりしながら、たまには馬鹿な話で盛り上がったりして、その人となりに迫っていく。「技術力はあって当たり前。一番大事なのは人間力」業界の大先輩のお言葉です。ともすると、なぁなぁの関係になるかもしれない中、やはり常に緊張感をもって接したいと思います。身が引き締まるお言葉です。


同じ庭づくりでも、私の場合は設計が主な仕事。一般のお客様だけでなく、造園職人さんや住宅メーカーさんといったプロの方にも設計と図面作成を提供しています。プロの方とのやり取りは、とにかく話が早い!付き合いが長くなるにつれ、その方のお好みも把握できてきます。打合せの中で、業界の話題や最近の現場のお話、特殊な工事をどう収めたか、などなど新鮮なお話も聞けて、私にとっては勉強になることも多いのです。



実際どのように打ち合わせをすすめていくのか、マブチの場合はこうです。

様々な条件を伺いつつ、浮かんだアイディアを私が敷地平面図にどんどん描いていきます。色鉛筆で植物や石の部分を着彩したり、その場で簡単なパースを描いたりすると、更に話が早いです。喋りながらも手は勝手に描いてる感じです。打合せがトントンと進み、早ければその場でプランが出来上がることもあります。


ラフプラン.jpg
打合せ中の図面の様子。かなり大雑把ですが、プロ同士なので通じています。


打合せでひとつの方向性を出します。大抵は、それをきちんとした形で仕上げる前に、ラフに描いたものをお客様に見せる方が多いです。私はそれを「ラフプラン」と呼んでいるのですが、その段階で方向性に間違いがないかを確かめ、調整を加えて、正式な図面に仕上げる訳です。


ラフプラン仕上げ.jpg
打ち合わせで大雑把に描いたものを元に、もう少しわかりやすくまとめます。フリーハンドでざっと書いたものがコレ。私がいう「ラフプラン」とは、こんな感じの図面です。



できるだけお客様をお待たせすることがないようにと、この流れができました。ラフとはいえ、お客様にも伝わりやすいように、鮮やかに着彩はしています。図面を手渡しではなくFAXで送る場合は、着彩しても無駄かもしれません。しかし、最近はPDF形式のファイルにしてメールで送ることも増えました。その場合はほぼ原本通り。瞬時届けることができます。


最終的には、このラフプランを修正しつつ丁寧に描いて、工法を把握しながら寸法をビシッと合わせ、文字もパソコンで入れて、正式な図面に仕上げていくのです。その庭の雰囲気に沿うようなタッチで描いたイメージパースもつけます。全て手作業なのがディアガーデンの特徴。


プロの職人さんや住宅メーカーさんの力になれるよう、とにかく契約していただくために!微力ながら、私なりに精一杯の仕事をしています。逆に私はそういうプロの方のお力を借りて、お客様を紹介していただいたり、紙に描いたのもを現実に作っていただいたりしています。それぞれがいい仕事をして、ひとつの素晴らしい形を作っていく。仕事を回していくというのはこういうことなんだと実感します。


私一人では何もできない。多くの方に助けていただいて、自分は仕事をさせてもらっています。本当にありがとうございます。


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posted by マブリツ at 16:26 | 滋賀 ☔ | Comment(0) | ガーデンデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月23日

冬の手仕事

最近、仕事が煮詰まってきたら、気分転換と称してちょこちょこやっていること。ちょこっとだけやるつもりが、いつの間にかそっちに集中してしまったりして。


いま帽子編んでます。冬の手仕事といえば、やっぱり編み物ですよね。


毛糸.jpg
↑「プランに煮詰まり、逃げてる真っ最中」の状態



夏も冬もよく帽子をかぶります。好きなんですが、サイズが合わない物が多いのが悩み。認めたくないけれど、頭が大きいマブチです。売り場でコレ素敵だな〜と思って試着してみると、大概パッツンパッツン。みんな、なんであんなに頭が小さいんだろ?


頭だけじゃなくて体全体が大きいので、帽子に限らず、手袋にしても指の長さが全く足りないものばっかり。気持ち悪いけれど仕方がないのでしていると、そのうち指の先がほつれてきます。(突き破ってる状態ね)靴のサイズは普通なんですが、土踏まずが変にえぐれているため、足裏にぴったりあう靴はあまりありません。ヒールの高い靴を選ぶのは、低いものより足裏に添いやすいからという理由もあって。それで、結果的に益々デカくなってる。デカくてよかったなと思うことは、パンツの裾直しをしないでいいということだけです。


話を戻しますと、気に入ったものでぴったりくる帽子がないので、編んでます。気分転換には、セーターじゃなくて帽子ぐらいがちょうどいいんです。すぐできますから。耳あて付きのぬくぬく帽子です。


Ralfと毛糸.jpg
ブログに久しぶりの登場。ラル子は元気です。



その帽子、たぶんラル子とのお散歩用になりそうです。

寒くても毎日3回ほど歩いてます。



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posted by マブリツ at 18:39 | 滋賀 ☀ | Comment(0) | マイライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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