2013年10月31日

公開プレゼンで学ぶ

計画したものをお客様に最初に伝えるとき、私は「プレゼンする」って言っています。

お客様のご要望に沿って、こんなお庭はいかがでしょうか?というご提案を、図面やイメージパース、参考写真や材料サンプル、カタログなどいろいろなツールを使って、できるだけ理解していただけるようにお伝えします。そして、できれば「なるほど!」「面白い」「素敵」「やってみたい!」などと思っていただき、「納得」「欲しい!」と言っていただけたら最高です。


私にとってプレゼンは、それまで身体に積もったいろいろな考えや思いをお伝えする場なので、緊張するというよりは興奮してしまいます。饒舌になります。緊張でガチガチになるというよりは、武者震いするタイプ。武者なので、出陣したら、顔真っ赤にして走ります。たぶん「よく喋るなー」って思われてる。

プレゼンテーションをよくやるようになってから、人前で喋ることに慣れてきて、どんな方ともお話できるようになったと思います。それが普段の生活にも影響して、見ず知らずの方とも普通にしゃべるので、一緒にいる子に「あの人、知り合い?」って聞かれる程。あまり行き過ぎると図々しいおばちゃんになりそうなので、自嘲せねば!


色々な機会が増えるにつれ、プレゼンの舞台も様々。自分がメインプレゼンターになる場合や、アシストする場合など、立場もいろいろです。どんな場合も、伝える内容を120%頭に入れて気持ちを入れて望みます。


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これはあるプロジェクトの一員として出席した、市に対する公開プレゼンの場です。自分の役割をキチンとこなすのが務め。


公開プレゼンでは、他の人の例を見られるところがいい。考え方も聞けて、プレゼンの方法も学べてとても勉強になります。なるほどと頷くことも多いです。魅力的なプレゼンは、やはり語りが自分の言葉になっておられる方のもの。棒読みではなく、身振りも加えながら、目線も配って。自分の言葉なので、ちょっとしたアドリブのような話もされて、それが面白く聞こえます。提案内容がよければ、間違いなく引き込まれます。


最近は、パワーポイントで内容を見せながらのプレゼンが主流かと思いますが、アニメーション機能に懲りすぎているのは、見ている方としては白けるなーと思うのですが、どうでしょう?作っている側は、とっても楽しいんですけれど。プレゼンの神様スティーブ・ジョブスは超シンプル。「OneWord」単語一つだけポンと出して、見ている側をドキリとさせるそうです。過ぎたるはナントカ。私も伝えたいがために、ついクドくなってしまうところが多分にあるので、これも勉強になりました。


いいものを想像し作るのが本分ですが、それをうまく伝えない限りは機会も得られないし、ものも出来上がりません。そもそも一人で何もかもしようとするのに無理がある。しんどいけれど、今のところはやるしかない。経験させてもらっていることに感謝しつつ、チャレンジあるのみ、です。


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posted by マブリツ at 20:02 | 滋賀 ☁ | Comment(0) | ガーデンデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月30日

ちゃんと生きられてる?

ここ数年の今頃は、自分がちゃんと生きられているのか振り返るようにしています。生きたくても生きられなかったJを偲んで。


日頃忙しさに流されて、忘れそうになるのですが、何気ないことでふっとJを思い出します。どんなに生きたかったろうと思うと、時が経っても泣けて泣けてしかたないのです。その度に、自分はこうして生きているのだから、もっと一瞬一瞬を大事にしなければ、生かされていることに感謝せねばと思い直すのです。


生まれてくる不思議、生きている不思議、死んでいく不思議。(ジブリアニメにこんな歌あったっけ)どんなことも当たり前ではありません。明日意識がないかもしれない、どうなるかわからないということをJは身をもって見せてくれ、瞬間を生ききることの大切さを考えさせてくれた。それって相当難しいことです。すぐ忘れてしまいます。でもこの時期、また改めて思い直すのです。

どんなときも真剣でいたいし、何に対しても真摯に向き合って、自分のできること全てやりたいと。「しんどいくらい一生懸命に生きてやろう。」と思ったあの気持ちを忘れないように。


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Jの残した花たちは、腐らず明るくそれは綺麗に咲いてる。その花を見守るのが私の役目であり喜びです。寂しいけれど大丈夫だから。どうか安心してみていて欲しいです。


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posted by マブリツ at 09:29 | 滋賀 ☀ | Comment(0) | マイライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月28日

夜の花

夜、風もない闇の中で、甘い甘い、むせ返るように甘い柊木犀の香りが私を包んでいます。小さな花が無数に咲いて、闇の中でぼんやり光っています。


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これが柊木犀の花。金木犀と同じ形ですが、色は純白です。闇に浮かぶ様子は、残念ながらうまく撮れないので、昼に撮ったもので。


私は香りの話をしょっちゅう書いてる。自分でも自覚しています。たぶん香りには敏感な方で、植物のやさしい香りにはうっとり。疲れた心や不安、心配事などを取り払ってくれるような気がするのです。


特に、香ると思う時間帯、それが夜です。植物は日中に光合成という活動をしているから、昼間の方が香りそうな気がしますが、私の感覚では、夜の方がそれぞれの香りが立っているように思います。風が少なく湿気が多いせいもありますが、どうやらそれは夜に活動している証のようです。


細胞分裂は主に夜おこわれるそうだし、花芽をつくるフロリゲンというホルモンも夜に作られます。エチレン、テルペン、フェノール、フラボン酸などの生体相関物質(フィトンチッド)も夜に合成され、それらは昼間も放出されてますが、夜も変わらず放出されていて、拡散されにくい夜の方がその場に漂う量が多いのです。(昼間は気温が高くなり上昇気流が起こりやすいため拡散されやすい)


生体相関物質は、植物の意思表示のような役割があって、植物どうしや動物との相互作用に関係しています。例えば、毛虫に食害されたカエデは生体相関物質「タンニン」を増やし、毛虫に嫌がらせをして身を守ると同時に、周りにいるカエデの木に拡散し防御を促すといいます。それを受けた仲間のカエデは、まだ食害されていないのに、タンニンの量を増加させるのです。


昼間は光合成でブドウ糖というエネルギーをつくり、夜はそれを自由自在に組み替えて生体相関物質を作っている。その意思伝達物質、わかりやすく言えば言葉なんですけど、種類は天文学的数らしく、人間の扱う言語数など、遥か超越しまくっているのです。植物たちのささやきは、愚鈍な人間の感覚では到底理解できない、次元の異なるレベルなのです。


人間と植物、レベルの違いすぎる能力ゆえに、異なる次元でしか生きられない。人間ができて植物にできないこともあるけれど、その逆もまたあります。植物に癒されることがあっても、人間は植物を癒せるのでしょうか?疑問です。


ああ今宵は、甘い香りに包まれて幸せ。柊木犀、いつも癒してくれてありがとう。私もいつかキミを癒してあげられるような人間になりたいです。


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posted by マブリツ at 22:30 | 滋賀 | Comment(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月27日

クラフトタイム-ファブリックパネル編

今日は、どうにもクラフト魂がウズウズして納まらず、かねてからやりたかったファブリックパネルを作っていました。ファブリックはずっと前から手元にあって、フレームに入れていましたが、そのフレームがいまいちしっくりきてなくて、落ち着かない気持ちで見ていました。そんな時、手軽にパネルにする方法を知って、「あー早く作りたい、作りたい」と思いながらも、時間がとれず今日までウダウダ。

ファブリックパネルはインテリアショップで買うと結構します。こんなもの買うほどでもないと思っていたので、売っているものと同じようにキャンバス用の木枠で作っていましたが、木枠を用意するのが正直邪魔くさいんです。だから、これから紹介する方法の方が断然いい。本当に簡単だから、ファブリックパネル欲しい方にはオススメです。


まず、飾りたいファブリックと発泡スチロールの板、カッターナイフ(刃が幅広のものが使いやすい)を用意します。発泡スチロールはホームセンターで手に入ります。厚みは面積によって変えてもいいと思いますが、2cmぐらいは欲しい。畳1畳くらいのモノが500円くらいでした。(そんな大きいのはいらないんですが、その大きさしかなくて。車に乗せるのが大変でした。おっきい車で行くか、カットして持って帰るかしないと)


発泡スチロールを作りたい大きさにカットしたら、裏になる方にカッターナイフで浅い溝を作ります。(↓こんなふうに)

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完全に切ってしまわないように気を付けて。同じ深さじゃなくてもOK。大体でいいんです。



その溝にファブリックの端をつっこんでいきます。(↓こんなふうに)カッターナイフの刃(背の部分)を使って押し込みます。四隅がやりにくいけど、角がちゃんと出ればいいです。ファブリックは引っ張り気味にして。

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端を丹念に入れ込むと綺麗に仕上がりますが、どうせ裏だし、気にならなければそこまでしなくてもいいです。



裏にフック用の穴をグリグリあけたら、あっという間に出来上がりです。十分でしょ?


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このファブリックは、ウイリアム・モリス デザインの「ウイローボウ」。モリスデザインの中ではこの図柄が一番好きなの。


ベースが木枠ではなく発泡スチロールなので、軽いところがいい。もし落としても床に傷がつきません。大きく作っても指2本で持てます。それに、デザインに飽きたら簡単に外せて再利用もできそうです。発泡スチロールは大抵白いので、ファブリックの色が綺麗にでるところもいいです。


絵を掛けるのは案外難しい。事務所には自分の絵を飾ってますが、部屋となると、どんな絵を選ぶか?インテリアに合うものというのが難しい。その点ファブリックは雰囲気で選んでよし!という点、プレッシャーがないと思うのです。壁が柔らかく見えますし。かける絵が浮かばないときはファブリックパネル。これです。

来週は秋色アジサイのリースを作りまーす。髪もザクっと切りまーす。新たな仕事の打ち合わせやプレゼンもあって、ワクワクバタバタの一週間になりそうです。


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posted by マブリツ at 17:00 | 滋賀 ☀ | Comment(0) | マイライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月26日

モデルハウスオープンのお知らせ

本日、ありがたいご縁をいただいた会社様がモデルハウスをオープンされました。本当におめでとうございます。ディアガーデンはエクステリア&ガーデンの設計をさせていただきました。


静岡県菊川市の(株)牧野組MKホーム様のモデルハウスです。
モデルハウス:静岡県菊川市加茂5485-4 TEL:0120-013-414
ウェブサイトはコチラ(モデルハウスへのアクセスマップもあります)


「JUST A GOOD」(ちょうどよい暮らし)人生をとことん楽しむ家ということで、ローコストエコハウスの新しい事例が見られます。平屋+αの広くつながりのある空間、無垢材をふんだんに使った内装、薪ストーブ、太陽光発電、シンプルな外観デザイン、ウッドデッキ、などなど見所がいっぱいです。

お近くの方、家を検討されてる方、是非行って見てください。
(今日も大盛況のようです!個人的には薪ストーブに興味深々。憧れる〜、欲しい〜。そうそう、肌寒い今日は薪ストーブにも火が入ってるそうですよ。)


MKホーム様の掲載許可をいただきましたので、外観をドーンと紹介させていただきます。

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全体の眺め

エクステリアのデザインはシンプルでかっこいい雰囲気に。駐車場が3台分と広く平面的なので、芝のマウンドで立体感と柔らかさを足しました。植栽は四季を感じていただけるように落葉樹中心。家の中から眺めると、緑をとても身近に感じていただけると思います。こだわりどころである門壁は、家と同じテイストに揃えていて、家の中に入ったら「なるほど!」と思ってもらえるデザインになっています。


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ダイニングキッチンへと通じるスペースには、季節の草花と葉野菜やハーブなどを植えたキッチンガーデンがあります。どちらかというと庭側は草花中心、勝手口の前は果樹やハーブが中心。きっちり区切りを付けるのではなく、流れるように一緒に植えてもらいました。だって野菜も十分キレイですもの。「勝手口からガーデンに出てハーブを摘んでささっとお料理に」という場面を想像していただけたらな。


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夜もいい感じ。暖かい灯がお出迎え。帰りたくなる家です。


このご縁をいただく前に、たまたまこのブログで、「家は小さいほど資源やエネルギーの消費も少なくて済みます。できるだけ小さく建てるという選択もあるのではないでしょうか?」と書いたことがありました。(→「「外の暮らし」)程よい大きさのミニマムな家は、外の空間が大きく取れ、自然とつながることで大きな暮らし方ができそうと考えていたら、本当にそういう平屋ベースのミニマムな建物があって、しかも繋がりをいただいた。

こんなにタイムリーな偶然あるんですね・・・。不思議です。


オープンまで、大変なご努力をされたMKホームの皆様。今日はお客様の笑顔というご褒美がたくさんいただけたのではないでしょうか。これからも更なるご発展をお祈りしております。

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posted by マブリツ at 17:12 | 滋賀 ☁ | Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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