2013年05月31日

2次元が3次元に、そして4次元に


お庭を計画しているときは、プランを紙に描いてお客様にお伝えします。平面図や立面図、イメージパースなどあらゆる角度から見たところをできるだけ詳しく丁寧に描きます。もちろんそれ以外にも参考画像や材料サンプル、施工例なども見ていただきますが、基本は図面です。


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これは立面図というもの。対象物を正面からみた図で(この画像は数字の部分がカットされていますが)もろもろの高さを説明する図面です。


この段階では、まだまだプランは2次元の世界。デザイナーマブチの頭の中には、既に庭が出来上がっていて見えているので、それをダウンロードしてバーチャル画像としてお見せできたら一番いいのですが。

工事が始まって、日々いろいろな場所が出来上がっていくにつれ、お客様の目の輝きも増していきます。「あぁ、こうなるんですね〜。」とものすごく納得されてる様子です。


CIMG3194.JPG

いよいよ完成。ワーイ!2次元だったプランが現実のものに。ちょっと角度は違いますが、上の立面図が立体的になりました。自然石の壁は乾いたときと濡れた時によって全く違う表情をみせてくれます。植物とのからみも抜群にいいです。(門壁、アプローチは既存のもの)


計画したものをきっちり作るのは当然のこと。でも頭の中にあったものが現実の世界に表れるのって、ちょっと快感です。まぁ、ほとんど職人さんのお陰なんですけど、いつも2次元が3次元になった瞬間は、お客様と一緒に私までも感激してしまうんです。


完成してから、庭の場合、更に次の次元へ思いをはせることになります。植物が季節とともにどう変わっていくのか、時間軸も含めてデザインしなければなりません。それは4次元の世界といってもいいのでは?こう考えると、ガーデンデザインは本当に奥深いものだなと思います。

こちらのお宅のお庭は、植物が馴染んできたころに再度撮影して、ウェブサイトの「最新の施工例」としてご紹介したいと思います。

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posted by マブリツ at 23:31 | 滋賀 ☁ | Comment(0) | ガーデンデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月29日

あふれる想いが止まらない


日頃暮らしていく上で、私は周りの方にたくさん助けていただいています。

仕事の上では、施工をお願いしている造園屋さんを初めいろいろな職人さんや資材屋さん。こんな庭をデザインしたんだけれど、どんな風にしたらより良く作れるでしょうか?とか、この部材のことを詳しく教えてとか、突然聞いても仕事とはいえ、本当に皆さん真摯に対応して下さいます。いつもありがとうございます。

今住んでいる家のメンテナンスにしても、何か不安なことがあればすぐ飛んできてくださるし、10年暮らしてもまだ知らないことだらけのこの地域のことなども、近所の奥さまに聞けば適切な情報を教えてくださいます。

家の駐車場に止めてある車のハザードをうっかり消し忘れていたら、なんと全く知らない通りがかりの方が、わざわざインターホンを鳴らして教えてくださいました。

私は周りの方が助けてくださるお陰で、まっとうに生きていられます。自分の知っていることなんてたかが知れています。自分の経験したことなんて、ほんの限られた範囲のことです。周りの方々が教えてくださらなかったら、どうにもなりません。

自分が助けてもらった分、私も誰かのために自分ができることは喜んでやりたいです。自分が助けてもらって、本当にありがたいという思いがあるので、同じように困った人があればその方の気持ちがわかるから、私がしてもらったと同じことを、その方にしてさしあげようと思います。


私はすぐ感激するタチなんです。
今日はいろいろな感謝の思いがこみ上げてきたので、抑えきれず書いてしまいました。ひとりごとなので、あっさり流してください。


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posted by マブリツ at 19:48 | 滋賀 ☁ | Comment(0) | マイライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月28日

ディアガーデンの春花壇2013


ディアガーデンの春花壇。
・・・といっても、もう初夏ですが、遅ればせながら盛りを迎えています。

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ご覧のように道路に面してオープンな造りですので、前を通る方ならどなたでも見ていただけます。カラーリーフをたくさん植えていますが、春はどの葉の色もとびきり明るく初々しい感じです。一見いろいろ花が咲いて華やかな印象かもしれません。でも実際咲いているのはシランとパンジー、オキザリスの3種だけです。昨年はパンジーのところに白いキャットミントを植えていました。


緑:花=9:1くらいの割合で作っています。いろいろな色を楽しめ花壇の雰囲気を決めてくれるのが花のいいところなんですが、花の分量が多いと暑苦しいというか、重たい印象の花壇になると個人的に思っているので、あくまで緑がベースにあって花は目立つ所にポンと植えるようにしています。この方法だとメンテナンスが楽ですし、植え変えしやすいので季節によってガラリと雰囲気を変えられるメリットがあります。


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少し寄るとこんな感じです。土留めの杉苔はそろそろ補修をと考えています。


植え始めて6年目を迎えました。これまでちょこちょこ植物を移動させていましたが、まぁこんなものかと一応落ち着きはじめてます。この花壇は北風が吹き付け西日がガンガン当る場所にあり、これまで実験的にいろいろ植えてきたのですが、なかなか思うように咲かなかったり枯れちゃったりで。なんとか生き残ったのが今のメンバー。やはり自生種が多く残りました。


来週にはパンジーを抜いて、代わりにクジャクシモツケやフランネルソウ、アスチルベが咲き始めると思います。そうなると今よりもっとピンクの印象が強くなりそうです。タイミングが合えばブログにUPしますね。それから梅雨あいだに、夏花壇へ徐々にデザインを変えていくつもり。夏花壇は情熱的な雰囲気にしたいなー。移り変わる四季にあわせて日々刻々とデザインが変わるところが庭の醍醐味です。


道路から良く見えるように、また立体的に見えるようにと30cmほど土を盛って、壁際に背が高くなるもの、中ほどにはスッと伸びるもの、手前に低くこんもり茂るものと、フォルムを変えて植えこんでいます。この花壇の前に立つと、目線のところまで植物があるので、けっこう花壇自体の高さを感じるのですが、ベースはたった30cm上げているだけ。そのたった30cmでも、これだけ変化が出せることを知っていただけたらと思います。



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違う角度から。土留めの石に覆いかぶさるくらい、もしくははみ出すくらいもりもりと植物が成長しました。


6年目を迎え、シダや斑入りナルコユリ、シランなどがわっさわっさと茂り、折り重なり、枝垂れて、花壇から雪崩てきそうな勢いです。この花壇の前に立つと植物のパワーに圧倒されそう。是非見に来てください!事前連絡いただければ、マブチの解説とお茶のおもてなしがもれなくついてきます。


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posted by マブリツ at 08:50 | 滋賀 ☁ | Comment(0) | ガーデンデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月25日

お庭工事していただくと、もれなくお渡しするもの


ディアガーデンでお庭やエクステリア工事していただくお客様には、必ずこだわりの植栽デザインをさせていただいてます。メンテナンスにどの程度時間がかけられるのか、お好み、植える環境などをふまえてご提案します。

メンテナンスに時間が取れない方や、これから自分で植えてきたい方には、緑のベースづくりを。もともと植物がお好きなお客様で、全てお任せの場合ですと、お庭の広さによりますが、時には3,40種ぐらいの植物を入れることも。私の植栽デザインは日本に自生している植物が中心。それだとなんだか地味に見えそうですか?自生種でも今風な品種はたくさんあるんですよ。レアな外来種でも場に合えばポイントに使います。デザイナーマブチ自身が育てたことがあるもので、これならという植物も多く取り入れています。


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このブログでもおなじみのギボウシは日本や中国が原産。様々な緑のバージョンがあっておしゃれ〜。こんもり茂る形といい、育てやすさといい、どの庭にも合うマストアイテムです。


造園工事では、土工事からはじまり、枠組みとなる構造物を作り、一番最後が植栽工事となります。私にとっては、この植栽工事が一番楽しい工程で、それまで乾いた感じの現場に緑が入ると一気に潤うのがわかります。生き生きしてくるし、構造物が馴染んで見えてきます。地球と一体化したって感じです。建築物、特に基礎の部分が植物で覆われると、地に足が付いたように感じるのは私だけでしょうか?


私が提案する植物たち。お客さまにとっては初めて育てるものだったり、中には今まで知らなかった植物もあるようです。名前も一度聞いたくらいでは忘れてしまいますし、宿根草なのか一年草なのかもわかりずらいかもしれません。そこで、ディアガーデンでは、全てのお客様に対してプランツリストなるものをお渡ししています。


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ディアガーデンのプランツリスト。メンテナンスの基礎、新しく植えた植物それぞれに対して名前、画像、特徴、メンテナンス方法(水やり、剪定、施肥など)を簡単にまとめたリストです。


これがあれば、もし名前を忘れてしまっても画像と照らし合わせて確認できますし、時期によってする作業もわかります。このリストが見ながら、新たな植栽プランも立てられるでしょう。お友達に植物について聞かれても、これを見れば説明できますよね。

お陰さまでこのプランツリスト、お客様にも好評です。常に見るものではないかもしれませんが、あると心強いのでは。そのうちこのリストを見なくても育てることができるようにと願っております。


余談ですが実はこのリスト、お客様のためにと作りはじめたものですが、自分のためにもなっていました。できるだけわかりやすいようにいろいろ調べて入力していくうち、自分の中に知識として確実に積み重なっていたのです。難しい名前も、何度も入力することで覚えやすくなりましたし、お客様を前に植物についてかなり語れるようになってきました。これは思わぬ副産物でした。



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posted by マブリツ at 00:18 | 滋賀 | Comment(2) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月23日

里子に出した芍薬


好きで育てていた植物だけど、引っ越しして環境が変わったせいで、今までのように満足に咲かせてあげられないものがあります。そういう植物は、思い切って信頼のおける方にお譲りして、その植物にあった環境で第2の生を謳歌してもらっています。その方が植物のためになるんだと、寂しい気持ちを堪えて送り出すのです。(ちょっと大袈裟かな)


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淡いピンクの芍薬、ため息がでるくらいエレガント。深く切れ込んだ濃い緑の葉とのコントラストも優雅で・・・。「立てば芍薬、座れば牡丹」と美人を例えるときに言うあの芍薬です。今の日当たりの悪い私の庭では、到底咲かせてあげられないので、近所のお友達にお譲りしました。


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律儀なその方は、毎年花が咲いたらこうして届けてくださいます。まるで里子にだした娘を見るようです。あぁ、なんて美しく成長したのだろうと。こんなにきれいに咲かせてもらって、きっと幸せなんだろうな。お譲りしてよかったな、なんてしみじみ眺めています。


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バラとはまたちょっと違う豪華さ。何枚もの花びらが日ごとにほどけて直径12cm程にまで開きました。花を見ていると、ここしばらくの現場疲れや、なんだか知らないけれど今日やたらぶつけた足の指の痛みも吹き飛びます。



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posted by マブリツ at 23:34 | 滋賀 | Comment(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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