2013年02月13日

ガレージの理想

ガレージって意外に庭のデザインの大きな部分を占めているんです。

以前のブログでも書いたように、昔は敷地の奥や控えめな場所にガレージを隠して
いました。敷地が細切れになり、車が生活に根付くに従って、表側のほとんどの
スペースを陣取るように。だから、私の仕事の範疇に入ってきたのです。

どうせなら、かっこいいガレージにしたいじゃないですか。
そこで、理想のガレージを考えてみました。

究極は、家の作りと同じガレージ。ビルトインガレージですね。

思いだすのは、実家のガレージ。
父親が大工の棟梁だったので、当然のなりゆきで手づくりガレージでした。
入母屋の瓦屋根、床を張れば普通の家屋って感じのもので、車ごときに
何でそこまで大層なものを作るかなぁと見ていたのを覚えています。
やっぱり、手に入りやすい材料で作る方が早いのかなぁって。
「他所の家はカーポートなのに。」というと、それは論外という反応でした。
卸し価格の材料で自分で作るから、安くできるということもあったでしょうね。

木造のガレージができてから、勤めに出ていた母親は洗濯物をガレージの中に
干しました。壁には農具をかけたり、玉ねぎなんかもかけてますが、外からは
そんなごちゃごちゃが見えにくいのです。
そして、まわりに植物を植え始め、木造ガレージはどんどん馴染んでいきました。

今になって実家を見ると、父親は正しかったとつくづく思います。
ただのガレージなのに、家とくっついていて同じ作りだから、統一感があります。
家が大きくなったようにも見えます。車を置くだけでなく、天候に左右されない
作業場や物置にもなって、なんとも便利な建物です。

手前味噌ですが、ホントに理想のガレージだなぁと思います。


次に理想なのは、庭として作るガレージ。
雨ざらしですが、木や植物に囲まれたガレージです。2台分ともなれば、かなり
広い庭ですよ。ちょっとした公園のように見えるはず。生垣である程度囲えば、
休みの日なんか、バーベキューできますよね。
素敵に見せるコツは、植栽スペースをできるだけたくさん取り、本来の庭と
自然に繋げるようにデザインすることです。

ガレージの理想をまとめると、
家や庭、どちらかの作りに合わせた物 といえます。
車は動くもの、ずっとその場に留まらないものですから、ない時にその空間が
間が抜けたように見えないことが大事だと思うのです。
貴重な敷地面積の中でも結構大きな部分を占めるので、他に機能を持たせることも
大事ですよね。

だから、家や庭の間にカーポートという第3の作り物が挟まるのは、私の個人的
感覚では「ないなぁ。」という感じ。求められない限り提案はしていません。

話はまた父親に戻りますが(一度思い出すといろいろ思い出してくる)、
家やガレージ以外にも、木でできるものはほとんど何でも作ってました。

私や兄弟が小さい時は、近くに公園がなかったので、シーソーやブランコ、
鉄棒を作ってくれました。近所の子も一緒に使ってました。
大人数で食事するとき用の長ーいテーブルや欄間なんかの飾りもの、
木ベラ・・・。いろんなものが家中に普通にありました。
そして引退してからは、村の子供に御神輿まで作りました。それも2基。


御輿5-1.JPG

こんな画像が手元に残ってました(^−^) 御神輿製作途中。

父親はもう向こうに逝ってしまいましたが、作ったものは沢山残っていて、
まだまだ現役です。


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posted by マブリツ at 20:32 | 滋賀 ☀ | Comment(0) | ガーデンデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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