2011年07月25日

納涼 滝めぐり

初夏から秋にかけて、滝が私を呼んでいる。

滝をめぐるにあたって、まずは滝の場所から始まり、謂われ、歴史背景、ルートなど調べるところから始まります。信仰と深く関わっていることが多く、神話のような言い伝えが残っていたりと、調べ始めると「へぇー。」って思うことしきり。

滝は、山奥にあることが多いので、道のりは結構険しい。駐車場から10分なんてところもありますが、1時間近くかかるところの方が多い気がします。深い山には、さすがに怖くていけないので、ちゃんとした登山道があったり、ハイキングコースになっていたりするところに出かけます。

初夏は新緑が清々しいし、秋は紅葉、そしてなんといっても夏は納涼です。しかし夏は、蚊や蜂、山ビルなどに注意しなければなりません。気温差に対応するためにも羽織るものは必需品です。

滝の魅力は、迫力ある流れや水音、それぞれの地形によって変わる滝姿です。
山の奥のほうからサーッという微かな水音が聞こえてくると、滝への期待感からか、それまで重かった足取りも急に軽くなります。そしていよいよ滝を目の前に。ザーーーッという豪快な水音に、何もかも持っていかれそうになって、それまでの囚われた心を一気に流してくれる感じというか、禊ぎ(みぞぎ)という行為をこの場で行う意味が少しわかる気がしてくるのです。
そして、落ち着いてくると、その姿に目がいくようになります。流れの筋が数本にわかれていたり、何段にもなっていたり、ダイナミックに幅の広い滝もあれば、白糸のように繊細な滝もあります。それぞれに魅力的で、自然の造形力って本当にすごいと実感できます。

それに滝壺のあたりは大抵、スポットライトが当たったように光り輝いていて、神々しい雰囲気です。いつもいつも、滝を目の前にすると言葉を失います。マイナスイオンで癒されると言いますが、私の場合は、なぜか体が弛むというより、パワーがチャージされる感じで、リンリンとしてくるのです。

下の2枚の写真は、岐阜県下呂市で出会った滝です。岐阜県は、乗鞍岳に代表される山々のせいか、滝がものすごく多い。透き通ったエメラルドグリーンの流れが目に焼き付いています。飛沫がミストシャワーのように気持ちよく、暑さを忘れさせてくれます。

三つの滝2.jpg


四つの滝.jpg


滝壺から、下流へ流れていく過程には、自然の石組みが見られます。この石の感じや、その間を流れる水の感じを感覚に刻んでいきます。私自身枯山水庭を作ったことはないのですが、いつか役立つかもしれません。感覚というのはとても曖昧だと思われるでしょうが、感覚ほど確かなものはないと思っています。ちょっと傾いていると思いスケールをあてると、数ミリずれているなんてことはしょっちゅうです。


山を下りて、里の風景を観察してると、面白いことに気付きました。多くのお宅の土留めに、恐らく河から出たであろう丸い石が使われていました。しかも、積み方もみんな同じです。一部崩れたところも、同じように再び石がはめ込まれ、新旧一体になったところもありました。昔おじいさんが積んだところを、孫が直して引き継いでいく・・・そんな光景が目に浮かびました。どの家も、この土留めしか考えられないとでも言っているような感じで、統一感があり、とても暖かい町並みでした。苔むした石がいい風合いです。

石積み.jpg


最後に、滋賀で気軽に見に行ける滝をご紹介します。
甲賀市信楽町田代にある「三筋の滝」です。MIHOミュージアムに通じる県道のすぐ脇にあります。こんなところに滝があることを知ってか知らずか、通り過ぎる車は結構多いようです。たっぷりと水をたたえる滝壺に三本の流れが勢いよく落ちる様子が印象的です。近くを通った際には、是非ご覧ください。

信楽三筋の滝.jpg


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posted by マブリツ at 20:25 | 滋賀 ☁ | Comment(0) | ガーデンツアー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月19日

なでしこ旋風

ぴかぴか(新しい)なでしこJAPAN、ワールドカップ初優勝おめでとうございますぴかぴか(新しい)

途中からですが、リアルタイムで観戦してました。

スポーツでこんなに感動したのは初めてです。

「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」上杉鷹山の有名な格言、身をもって彼女たちに教えられた気がします。パワーをもらったなんてよく言うけれど、本当にそう思ったのも初めて。私も負けてられないって、体の奥のほうがうずうずしてきます。

あきらめない気持ちを最後まで持ち、それを形にしてちゃんと結果を出す。
試合後は涙ではなく、はじける笑顔・・・。
かっこよすぎです!同じ日本女性として誇らしい気持ちでいっぱいです。

震災や原発事故で沈んでいた日本を、これ以上に元気づける出来事はないでしょう。
それを女性がやってくれた。なにより男たちを奮い立たせるのに効果抜群ではないでしょうか?


なでしこJAPANは日本に大旋風を巻き起こしてくれたわけですが、まさに今、台風が来ています。これから台風シーズンを迎え、庭の対策を少し書きたいと思います。

1.外に置いている鉢や軽めのガーデンファニチャー、ゴミ箱、などを片づける。
2.木や背の高い草花などの支柱をチェック。頼りない場合や、もともとない場合、仮でもいいので支柱を建てて固定する。
3.落ち葉などの掃除(事前にしておくほうが狭い範囲の掃除で済むと思います)
4.雨風が強くなってからは無理に外に出ないこと。安全が最優先です。

普段からの備えとして、
1.茂りすぎた樹木の剪定、支柱をしましょう。(倒木の防止)
2.雨どいのつまりなどがないかチェックしましょう。
3.整理整頓を心がけ、細かいものを置きすぎないようにしましょう。(いざ片づけるとなると手間と時間がかかります)

どうか被害が出ませんようにお祈りしています。









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posted by マブリツ at 13:33 | 滋賀 ☔ | Comment(0) | マイライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月11日

テデトール

ガーデナーは虫とうまく付き合っていかなくてはならない。特にオーガニック・ガーデンに目覚めた私としては、大切にしている木に虫がついたからといって、完全防御の体制でやみくもに農薬をふりまくのはどうか?「害虫」とか「不快害虫」とか人間目線で名付けてしまった虫たちも、当然生まれてきた理由があって、生態系の中の一員として存在しているのです。

オーガニック・ガーデンとは、害虫と呼ばれている虫とも節度を持って共生していきましょうというものです。元気な木なら虫がついたくらいで枯れたりしませんので、まずおおらかな気持ちで迎えましょう。

ホームセンターに行けば殺虫剤という名称で合法的な農薬が沢山並んでいます。ホームセンターは大好きですが、その一角だけは体に悪そうな?薬の臭いがするので、息を止めて早足で通り過ぎます。そんな私がお勧めするのは「テデトール」というものです。この薬、いえ「この手で取ーる」という対処法。

虫の中には、毒毛虫や蜂など人体に被害を及ぼす虫たちがいます。私の庭でもイラガ(下の写真参照)やスギドクガがいます。触れるとピリッと電気が走ったような感覚があり、その後猛烈にかゆくなります。数日で収まりますので過度に怖がる必要はないのですが、できれば触れたくないものです。

CIMG0404.JPG


イラガは葉脈を残しながらかじりなめとっていく感じで食害します(下の写真参照)。床面に直径1mm程度の糞がたくさん落ちていますのですぐ存在がわかります。

CIMG0411.JPG


このような毒毛虫は、葉ごとそっと切り落とし、袋に入れてから踏みつぶしてください。慣れないうちは怖いかもしれませんが、根気よく続けるとかなり被害は収まってきます。
テデトールが有効なのは、他にもミノムシ、カイガラムシ(木べら等でこそげ落とす)、カナブン、ナメクジ、いろいろな幼虫、カミキリムシなど。

CIMG0415.JPG

CIMG0418.JPG


害虫だ、不快害虫だという前に、まず虫をよく知ることが大事かなぁと思います。夏休みにお子様と一緒に調べてみるのもいいかもしれません。カブトムシと違ってすぐ見つけられそうなところがいいじゃないですか?




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posted by マブリツ at 14:54 | 滋賀 ☀ | Comment(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月04日

西の湖ランニング

腰痛防止、スタイル改善のために、ヨガとランニングをしています。
ヨガはもう2年ちかく続いていますが、ランニングは最近始めたばかりです。

ランニングといってもほとんど歩く速さでの「スロージョギング」というもの。ウォーキングの2倍のエネルギーを消費するというわりに、ニコニコペースでずっと走っていられるので今の自分に合ってるようです。普段は少し離れた日牟礼神社までの往復を基本に近所を走っていますが、たまに車で移動して西の湖周辺まで出かけます。

葦原と西の湖.jpg


私はいま住んでいるのは滋賀県。もっというと近江八幡市というところ。
滋賀県といえば琵琶湖で、地の人たちは湖のことを「うみ」と呼びます。母なるうみ。
そう、まるで母親のごとく当たり前に接し、敬い、なぜか日々の水位を気にしているのです。
大阪の人に喧嘩を仕掛けられたら、滋賀の兄ちゃんは「明日から琵琶湖の水止めるぞ。」といって脅すらしい???

越してきてからずっと私は琵琶湖に恋をしています。うちの近くにこんなに素晴らしい景色があるなんて。

琵琶湖は県の真ん中に位置しているのでどの地域からでも見えますし、また見え方もそれぞれ違って美しい。安土城址から眺めた時、かの信長もこの景色を見ていたのだと思うとぞくぞくするほどの感動を覚えました。

岸辺には湖と繋がる内湖と呼ばれる場所があります。数ある内湖の中でも、近江八幡市にあるのが西の湖なのです。西の湖とその周辺は、全国初の重要文化的景観としてラムサールの登録を受けており、自然の美しい景観をずっと守り続けることになっています。水辺に生えているヨシは、水質浄化の役割を果たし様々な野鳥の住みか。工芸品の材料としても実際使用されていてとてもすばらしい植物です。

夕焼け1.jpg

夕方涼しくなってきたころ走ります。岸辺からいい風が吹いてきてヨシがザワザワ揺れています。野鳥の鳴き声と自分の足音だけが響いていて、自然と一体化しているような気分になります。ときおり他のランナーや高校球児にすれ違ったりしますが、なんとも静かな道。わきには野草が生えて素朴な花を咲かせています。花と水と山と夕日をかわるがわる見ながら、あぁなんていい環境なんだろうと感謝したくなります。

夕焼け2.jpg


景観を守るって、実際その守るべき環境の中に自分をおいて何かを感じることから始まる気がします。その場所で思い出をつくること。そうするとその場所が汚されたり無くなったりして欲しくないと自然に思うものです。

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posted by マブリツ at 12:33 | 滋賀 ☁ | Comment(0) | マイライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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